手首の4コーナーフュージョンや全手首融合を受けた人はいますか?
4コーナーフュージョン(四角融合)
手術概要:手首関節を構成する4つの骨(舟状骨、月状骨、三角骨、豆状骨)を融合させ、安定した関節を作ります。主に開放手術で行われます。
回復期間:数か月にわたる固定が必要です。最初はギプスまたはスプリントで固定し、骨が癒合するまで安静にします。その後、可動域と筋力回復を目的とした理学療法が推奨されます。
術後の経過と体験談:多くの患者が疼痛の大幅な軽減と手首の安定性向上を実感します。ただし、完全な可動域は残らず、細かい操作や大きな手首の柔軟性を要する活動は制限されることがあります。
全手首融合(トータルウィスト・フュージョン)
手術概要:手首関節全体、すなわち手根骨と尺骨・橈骨遠位部をすべて融合させます。重度の関節炎や不安定性に対して行われます。
回復期間:4コーナーフュージョンより長く、固定期間が長引くことが一般的です。術後も理学療法によりある程度の筋力と機能を回復させます。
術後の経過と体験談:疼痛軽減と関節の安定性は高く評価されますが、手首の可動は永久に失われます。そのため、手首の柔軟性が必要な作業は制限され、代替手段や補助具が必要になることがあります。
個々の回復は、基礎疾患の重症度、手術技術、患者の治癒力などに左右されます。経験豊富な手外科医と相談し、適切な手術法と術後の見通しを確認することが重要です。
