ラップバンド手術の副作用と対策
ラップバンドは、胃の周囲に調整可能なシリコンベルトを装着し、胃の容量を制限して体重減少を促す手術です。多くの場合成功しますが、軽度から重度まで様々な副作用が報告されています。主な副作用には胃腸の不調、栄養不足、稀にバンドの位置ずれや破損があります。
嘔吐・吐き気
手術後、胃が新しい形に慣れる過程で吐き気や嘔吐が起こります。通常は数日から数週間で改善しますが、症状が続く場合は医師に相談してください。
下痢・便秘
胃の容量が制限されることで、便通に変化が生じ、下痢や便秘が起こることがあります。水分と食物繊維を十分に摂り、規則的な食事を心がけましょう。
たんぱく質不足
食事量が制限されるため、たんぱく質の摂取が不足しやすく、疲労感や筋力低下、抜け毛などの症状が現れます。高たんぱく質食品やサプリメントで補うことが重要です。
胃穿孔
稀に胃壁が裂ける「胃穿孔」が起こり、全患者の1%未満で報告されています。急激な腹痛や発熱がある場合は、直ちに緊急手術が必要です。
バンドの侵食・ずれ
手術後の食事指導を守らないと、バンドが胃壁に侵食したり、位置がずれたりするリスクがあります。定期的な検診と指示に従った食事管理が予防につながります。
副作用の予防と早期発見のために、術後の定期検診と栄養指導をしっかり受けることが大切です。
