ラップバンド手術のリスクと合併症

ラップバンド手術は、胃の周囲に調整可能なバンドを装着し、食事量を減らすことで減量を目指す方法です。しかし、米国の研究では299例中88%の患者が何らかの合併症を経験しており、重篤なものや追加手術が必要になるケースも報告されています。

血栓症

麻酔や手術中に血栓ができることがあります。血栓は肺塞栓などの危険な状態を引き起こし、最悪の場合は致命的です。

バンドのずれ(スリップ)

バンドが本来の位置からずれると、吐き気・嘔吐が続き、食事や液体の摂取が困難になることがあります。さらに、胃への血流が阻害されるリスクもあります。

感染症

バンド周囲や調整ポート(生理食塩水を注入・除去する部位)に感染が起こることがあります。感染が進行すると、除去や再装着のために追加手術が必要になることがあります。

胃穿孔

胃壁が破れる胃穿孔は、米国の報告で約1%の患者に見られます。穿孔が起きた場合は、外科的修復が必要です。

拒絶反応

稀ではありますが、体がバンドを異物と認識し拒絶反応を起こすことがあります。定期的な術後検診で早期に発見し、適切な対処を行うことが重要です。

手術を検討する際は、これらのリスクを十分に理解し、医師と十分に相談してください。

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