LASIKとLASEKの手術比較
最初に開発されたレーザー屈折手術はフォトリフレクティブ角膜切除術(PRK)でした。長年の研究と改良を経て、PRKはLASIK(Laser‑Assisted In Situ Keratomileusis)へと進化しました。LASEK(Laser Assisted Sub‑Epithelial Keratomileusis)は、PRKとLASIKの長所を組み合わせた手術です。3つの手術は基本的に同じ目的で行われますが、手順や適応に明確な違いがあります。
LASIK手術
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約1分で行うLASIKは、マイクロケラトームという薄い刃で角膜にフラップ(約180µm)を作ります。フラップは真空で固定され、エピテリウムとストローマが一体となった薄片が形成されます。その後、エキシマーレーザーで角膜組織を除去し、視力矯正のための新しい形状に整形します。手術全体は約15分で完了します。
LASIKの回復
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回復期間は約2日で、手術後3日目から車の運転が可能です。角膜が厚い人に適していますが、薄い角膜の場合は結果が不十分になることがあります。視力は20/20以上に改善でき、追加のリトラクト手術でも良好な結果が得られます。痛みや不快感はほとんどありません。
LASEK手術
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LASEKでは、トレフィンという器具でエピテリウム層を約50µmだけ切開します。その後、アルコール溶液でエピテリウムを柔らかくし、角膜から持ち上げます。エキシマーレーザーで角膜組織を除去し、形状を整えた後、エピテリウム層を元に戻します。手術自体は約1分で終了します。
LASEK手術後の経過
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エピテリウムは24時間以内に回復し、1週間以内に車の運転が可能です。完全な回復には6〜8週間かかります。手術中の痛みはLASIKより強いですが、薄角膜の患者にとっては安全な選択肢です。角膜組織の保存量が多く、乾燥眼症のリスクも低減されます。
検討すべきポイント
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薄角膜の患者はLASIKで満足できない結果になることがあります。フラップが外傷で外れるリスクや、瘢痕が生じて乱視になる可能性もあります。一方、LASEKは回復に時間がかかり、術後の不快感が大きいです。どちらの手術も眼疾患の有無を徹底的に検査する必要があります。乾燥眼症や異常な大きさの瞳孔がある場合は、PRKを代替手術として検討すべきです。
