妊娠中に安全とされる眼科手術はどれか
妊娠中は眼科手術の安全性や術後の結果に影響が出る可能性があるため、慎重な検討が必要です。以下は一般的に妊娠中でも比較的安全と考えられる眼科手術です。
1. LASIK(レーザー角膜屈折矯正)・PRK(光屈折角膜切除)
近視、遠視、乱視などの屈折異常を矯正する手術です。レーザーで角膜を整形します。流産や胎児異常のリスクが低い妊娠第2トリメスターに実施するのが一般的に安全とされています。
2. 白内障手術
視力低下が著しい白内障は手術が必要です。超音波で水晶体を砕いて除去するファゴ乳化法は、妊娠中でも安全に行えるとされています。第2トリメスターが推奨されます。
3. 緑内障手術
眼圧上昇がコントロールできない場合に行う手術です。小さな排液孔を作るトラベクュレクトミーは、薬物療法が不十分な妊娠中でも実施されます。
4. 網膜剥離修復術
網膜剥離は視力喪失を防ぐために緊急手術が必要です。妊娠中でも特に第2トリメスターに安全に行えるケースが多いです。
5. 角膜移植
角膜が重度に損傷・疾患している場合に実施します。母体や胎児への重大なリスクなく手術できることが報告されています。
手術のリスクとベネフィットは、妊娠の進行度や対象となる疾患によって異なります。必ず担当医と相談し、最適なタイミングと方法を決定してください。
