乳房部分切除手術(ルンプテクトミー)からの回復ガイド
乳房部分切除手術(ルンプテクトミー)とは
乳房部分切除手術(ルンプテクトミー)は、乳がん治療の一つで、悪性腫瘍を外科的に除去します。必要に応じて、腫瘍近傍のリンパ節や組織も採取し、病理検査を行います。悪性が確認された場合は追加手術が必要になることがあります。根治的乳房切除術(ラジカル乳房切除)と異なり、乳房の大部分を残すことができ、手術時間は1時間以内で済みます。手術後は自宅へ戻り、回復プロセスが始まります。
回復のための具体的なステップ
- 十分な睡眠と無理のない日常生活の再開
体をしっかり休め、徐々に普段の生活に戻しましょう。過度な負荷は避けてください。 - 毎日の上肢エクササイズ
医師の指示に従い、肩や腕の柔軟性を保つ運動を行い、痛みや硬直を防ぎます。 - 優しい入浴
湿ったスポンジで体を拭き、縫合やドレーンを傷つけないようにします。医師がドレーンを抜くまでシャワーは控えてください。 - ドレーンの管理
ドレーンがある場合は、医師の指導のもと、1日数回、液体を抜き取ります。また、創部を覆う包帯の扱い方も確認してください。 - 胸部の保護
手術側の体位での睡眠は避け、しっかりとしたサポート力のあるブラジャーを着用して痛みを軽減します。 - 感染症のサインに注意
発熱、創部の膿、腫れ、寒気などの症状が出たら速やかに医師へ連絡してください。 - 鎮痛薬の確保
処方された鎮痛薬は常に手元に置き、症状がなくても早めに薬局で受け取っておきましょう。
