フォーリーカテーテルのバルーンを安全に抜く方法
フォーリーカテーテルのバルーンは、膀胱内で固定するために生理食塩水や滅菌水で膨らませています。除去する際は、バルーン内の液体をゆっくり抜く必要があります。以下の手順で安全にバルーンを収縮させましょう。
1. 手を洗う
石鹸と水で十分に手を洗うか、アルコールベースのハンドサニタイザーを使用し、感染予防を徹底します。
2. 必要な備品を揃える
- カテーテルサイズに合わせた10 mlまたは20 mlのシリンジ
- 滅菌食塩水または滅菌水(過剰に抜いた場合の補充用)
- 使い捨て手袋
3. 手袋を装着する
使い捨て手袋をはめ、体液への接触リスクを低減します。
4. バルーン抜き用バルブを確認する
カテーテル包装のラベルや説明書で、バルーンの抜き口(デフレーションバルブ)を探します。通常はコネクタ付近にあります。
5. シリンジの準備
シリンジに滅菌食塩水または滅菌水を入れ、デフレーションバルブにしっかり接続します。
6. バルーンを抜く
シリンジのプランジャーをゆっくり押し下げ、バルーン内の液体を抜きます。バルーンが縮み始めたら、無理に力を入れないよう注意します。
7. 収縮状況を確認する
プランジャーを押すたびにバルーンの様子を観察し、完全に縮んだことを確認します。過度に抜きすぎると不快感や損傷の原因になるため、適度に止めます。
8. シリンジを取り外す
バルーンが完全に縮んだら、シリンジをゆっくり抜きます。
9. 漏れがないかチェックする
カテーテルの接続部を確認し、液体の漏れがないか点検します。漏れが見られた場合は、再度少量の液体でバルーンを軽く膨らませ、再度抜き直します。
10. 使用済み器具の処理
使用したシリンジと手袋は、指定された鋭利物用容器(シャープスコンテナ)に廃棄します。
手順に不安がある場合や困難が生じた場合は、必ず医療従事者に相談してください。
