血中ナトリウム濃度が127 mEq/L以下のとき、心臓弁手術は必要ですか?
概要
血中ナトリウム濃度が127 mEq/L以下の場合、心臓弁手術は原則として推奨されません。
低ナトリウム(低ナトリウム血症)の影響
低ナトリウム血症は心筋の電気伝導に影響し、不整脈のリスクを高めます。手術中は心臓に負荷がかかるため、低ナトリウムが加わると合併症の可能性がさらに増大します。
手術前の対策
手術前にナトリウム濃度を正常範囲(135〜145 mEq/L)に戻すことが重要です。具体的には、ナトリウムを含む点滴の投与や、必要に応じた水分制限が行われます。
例外的に手術が必要なケース
重度の大動脈弁狭窄など、生命に直結する緊急の状態では、ナトリウムが低くても手術が避けられないことがあります。ただし、その場合は合併症リスクが高まるため、慎重にリスクとベネフィットを評価したうえで判断します。
