先天性心不全手術前に実施すべき検査は?
先天性心不全の手術前には、心臓や全身の状態を正確に把握するために複数の検査が行われます。以下に主な検査とその目的を紹介します。
心電図(ECG)
- 心臓の電気活動を記録し、リズム異常(不整脈)を検出します。
超音波心エコー(Echocardiogram)
- 超音波で心臓の画像を作成し、心室・心房・弁・血管の構造を詳細に評価します。
- 先天性欠損や心機能の低下を確認できます。
磁気共鳴画像(MRI)
- 磁石と無線波で心臓の高精細画像を取得します。
- 構造的欠損や機能評価が可能で、放射線を使用しないため小児に適しています。
心臓カテーテル検査
- 大腿部や腕の血管から細いカテーテルを心臓まで挿入します。
- 酸素濃度測定、造影剤注入による血流観察、血管造影(アンジオグラム)など多様な情報が得られます。
胸部X線
- 放射線で胸部の画像を撮影し、心臓の大きさ・位置や肺の異常を確認します。
血液検査
- 感染症や貧血など、手術リスクに影響する全身状態を評価します。
肺機能検査(PFT)
- 肺の換気・ガス交換能力を測定し、手術に伴う呼吸リスクを把握します。
これらの検査結果を総合的に判断し、最適な手術計画と安全対策が立てられます。
