除細動を行うべきでない患者とは?
除細動の適応外
除細動は、以下の状態にある患者には実施すべきではありません。
1. 無電図(Asystole)
心電図上で全く電気活動が検出されない状態です。この場合、除細動によって心筋が再同期される可能性は極めて低く、効果が期待できません。
2. 死後硬直(Rigor Mortis)
死後、筋肉が硬直する現象で、骨格筋の生化学的変化により起こります。死後硬直が確認された場合、患者は既に死亡しているとみなされ、除細動を試みても回復は望めません。
これらの状態では、除細動は無意味であり、別の救命手段や適切な終末期ケアに転換すべきです。
