血管造影後の患者さんへのアフターケアとは

1. バイタルサインのモニタリング

血圧、心拍数、酸素飽和度などを継続的に観察し、出血や血管迷走反応といった合併症の兆候を早期に検出します。

2. 出血の確認

穿刺部位をチェックし、出血や血腫の有無を確認します。必要に応じて圧迫や止血帯を使用し、出血を止めます。

3. 固定と安静

穿刺部位が大腿動脈か橈骨動脈かに応じて、対象の肢の動きを数時間制限し、動脈シースの脱落や再出血を防ぎます。

4. 十分な水分補給

造影剤の排泄を促進し、脱水を防ぐために適切な水分摂取を促します。

5. 疼痛管理

穿刺部位の不快感や痛みがある場合は、適切な鎮痛薬で対処します。

6. 造影剤腎障害(CIN)の監視

糖尿病、腎機能障害、高齢、体液不足の患者はリスクが高いため、尿量低下、血清クレアチニン上昇、電解質異常など急性腎障害の兆候を観察します。

7. 創部のケア

穿刺部位を清潔・乾燥に保ち、感染予防に努めます。適切な創部管理方法と、感染疑い時の受診目安を指導します。

8. 活動制限

医師の指示に従い、一定期間は激しい運動や重いものの持ち上げを控え、穿刺部位の合併症を防ぎます。

9. フォローアップ

穿刺部位の治癒状況や疑問点・合併症の有無を確認するため、指定された期間内に再診予約を取ります。

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