腹部タック(腹部形成手術)について知っておくべきすべて

準備

腹部タック手術の準備は、まず形成外科医との初回カウンセリングから始まります。懸念点や期待する結果を相談し、手術までの数週間で、往復の交通手段や術後1~2日の自宅ケア、2週間分の冷凍保存食の用意、脱ぎ着しやすいゆったりした服装の準備を行います。回復期間中に必要なものは手元にまとめておきましょう。

手術の選択肢

ミニ腹部タックは、へそ以下に脂肪がある方を対象とした、切開が小さく外来で行える低侵襲手術です。へそはそのまま残します。脂肪が広範囲にある場合は、フル腹部タックが適しています。多くの場合、最適な結果を得るために同時に脂肪吸引が行われます。

保険適用

腹部タックは原則として美容目的の選択手術とみなされるため、保険適用はされません。ただし、ヘルニアや腹筋の過度の分離(ディアスタシス)といった医療上の必要性がある場合は、一部費用が保険でカバーされることがあります。詳細は加入している保険会社に確認してください。

手術内容

フル腹部タックでは、股下付近(水着ライン以下)に横方向の切開を行い、余分な皮膚を除去し、腹筋を締めます。術後の液体排出のために小さなドレーンチューブを皮下に挿入し、数日で抜去します。ミニ腹部タックは切開が小さく、へそはそのまま残します。

術後のケア

術後に起こりやすい症状は、痛み、あざ、腫れ、出血、しびれなどです。医師から鎮痛剤が処方され、数日で軽減します。腫れを抑えるために圧迫ガーメントを着用し、血栓予防のために弾性ストッキングを使用します。重度の痛み、激しい出血、切開部の発赤や熱感、発熱などの感染症状が見られた場合は、速やかに外科医に連絡してください。

リスク

血栓の家族歴、糖尿病、心疾患、肝臓・肺疾患、喫煙者は特に注意が必要です。腹部タック手術全般に共通するリスクとして、感染、瘢痕、麻酔への反応、体液貯留、神経障害、血栓形成があります。

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