臓器提供に関する制限事項
臓器提供が可能な人
臓器や組織の提供に大きな制限はありませんが、以下の条件に該当する場合は提供者として認められません。
- HIV感染症
- がんの既往または現在の治療中
- 高度な高血圧や心疾患
- 腎臓疾患や全身性の感染症
提供可能な臓器・組織
多くの提供は死亡後に行われますが、以下は生存者でも提供できる部位です。
- 肝臓・肺・膵臓・小腸(部分提供)
- 腎臓(片側または両側)
- 角膜、骨、血管、軟骨、腱、靭帯などの組織
- 幹細胞(骨髄、末梢血幹細胞、臍帯血)※年齢は18〜60歳で、ドナーと受容者の組織型が高度に一致する必要があります。
脳死後の臓器提供
医師が脳死と診断した場合、脳は機能を回復できません。脳死と判定された後、臓器は死亡後6〜72時間以内に摘出されます(臓器ごとに適切な時間が異なります)。
受取者の選定基準
臓器が利用可能になった際の受取者は、以下の要素を総合的に評価して決定されます。
- 年齢・血液型・組織型の適合性
- 医療的緊急度
- ドナーから受取者までの地理的距離
- 臓器のサイズと受取者の体格の適合性
- 必要とされる臓器の種類
