Whipple手術(膵頭十二指腸切除術)とは?
手術の概要
Whipple手術(膵頭十二指腸切除術)は、1930年代にAllen O. Whippleが初めて行った手術で、膵臓がんの治療に最も頻繁に用いられます。
手術で取り除く部位
手術では膵頭部、胆管の一部、胆嚢、そして十二指腸の一部を切除します。残った膵臓と胆管は小腸に再接続され、胆汁が腸内へ流れるようにします。
手術適応
主に膵頭部がん、十二指腸がん、胆管がん、腸膵接合部(乳頭部)がんに対して行われます。また、慢性膵炎などの良性疾患にも適応されることがあります。
主な合併症
術後に起こり得る合併症として、感染、出血、吻合部漏、胃排出障害、膵炎、臓器不全などがあります。
回復期間
入院期間は通常2〜3週間です。術後は痛みや倦怠感、吐き気、便秘が見られることがあります。
術後の注意点
発熱、痛みの増強、切開部の赤み・腫れ・熱感・排膿などの症状が出た場合は速やかに医師へ連絡してください。
