関節形成術(関節置換術)の定義と概要
関節形成術は、損傷した関節を人工関節に置換する外科手術です。関節損傷が重度で激しい痛みを伴う場合、関節形成術は痛みを軽減し、可動性を回復させます。
意義
関節損傷は強い痛みと運動制限を引き起こします。関節形成術は、股関節、膝関節、肩関節、肘関節などの損傷部位を人工関節で置換し、痛みを緩和し、機能回復を図ります。
対象者
主に高齢者が対象です。人工関節は時間とともに摩耗し、再置換が必要になるため、長寿命が期待できる若年者は慎重に選ばれます。膝や股関節に重度の痛みや可動域制限がある患者が適応となりますが、肥満患者は合併症リスクが高く、慎重に評価されます。
合併症
全ての手術と同様に、血栓、感染、出血などが主な合併症として報告されています。
回復
回復期間は患者の体調や手術技術に左右されます。術後は理学療法が必須で、通常約6週間程度で日常生活へ戻ります。
種類
関節形成術には複数の方法があります。非侵襲的手術で回復を短縮するものや、膝関節の一部のみを置換する単室膝関節置換術、小さなインプラントで手術を遅らせる股関節表面形成術、そして既存の人工関節が失敗した場合のリビジョン関節形成術などがあります。リビジョンは骨除去が多く、合併症リスクも高くなります。
