診断内視鏡から手術内視鏡へ変更した場合の適切なコード付け方法
診断目的で開始した内視鏡検査を、途中で外科的処置に切り替える場合のコード付けは、実施した具体的な手技に応じて行います。以下に一般的な手順とポイントをまとめました。
診断内視鏡のコード付け
診断目的の内視鏡検査には、CPT®(Current Procedural Terminology)から該当するコードを使用します。例として、診断目的の大腸内視鏡検査(生検の有無にかかわらず)は 45378(「大腸内視鏡検査、脾臓屈曲部近位まで」)が該当します。
手術内視鏡への切り替え
診断中に外科的処置(例:ポリープ切除)に変更した場合は、手術手技に対応するコードを追加します。上記例でポリープ切除を行った場合、追加すべきコードは 45385(「大腸ポリペクトミー」)となります。
修飾子の使用例
手技の変更を明確に示すため、適切な修飾子を付加します。
- 診断内視鏡が部分的にしか実施されなかった場合は、
-52(Reduced services)を付け、例:45378-52。 - 診断中に予期せぬ手術が行われたことを示すには、
-78(Unplanned surgical encounter)を手術コードに付け、例:45385-78。
記録の重要性
正確な請求のためには、以下の点を明確に記録します。
- 診断内視鏡を実施した経緯と実施内容。
- 手術内視鏡へ切り替えた理由(例:ポリープの発見・出血など)。
- 実際に行った外科的手技の詳細。
- 使用したコードと修飾子が妥当であることを裏付ける情報。
保険者(支払者)の要件
保険者ごとに細かな請求ガイドラインが設定されていることがあります。請求前に対象保険者の最新のコーディング・ベリフィケーション要件を確認し、必要に応じて追加コードや特別な修飾子が求められる場合はそれに従ってください。
常に最新版のCPT®ブックおよび各保険者の指針を参照し、診断内視鏡から手術内視鏡への変更に適したコード付けを行いましょう。
