耳鳴り(ティンナイトス)に対する鍼治療プロトコル
耳鳴り(ティンナイトス)
耳鳴りは、耳の中で鈴のような音が鳴り続く症状です。音の大きさや高さは患者ごとに異なります。
理論
中国医学では、耳鳴りは「過剰」または「不足」の状態に起因すると考えられます。主に関与する臓器は肝・胆または腎です。
過剰状態の治療
肝火を鎮め、耳から気を引き下げる経穴を使用します。代表的な経穴は肝2、胆20、胆43です。痰湿が認められる場合は、胃40や脾9で痰湿を除去します。
不足状態の治療
腎を補う経穴を中心に施術します。代表的な経穴は腎3、腎23、任4です。不眠が伴う場合は腎7や脾6を加えることがあります。
局所点と遠位点
耳の周辺に位置する局所経穴として、胆2や三焦17・三焦21があります。遠位経穴としては三焦5・三焦6が耳への効果を高めます。
