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鍼治療の種類とポイント

鍼治療は、細くて丸い先端の針を使い、経穴(ツボ)を刺激することで体内の気のバランスを整える療法です。現代ではステンレス製の使い捨て針が主流ですが、歴史や針の形状、サイズ、施術上の注意点など、知っておくべき情報は多くあります。

歴史

最古の記録は『黄帝内経』に見られ、古代中国では9種類の針が用いられていました。長さや太さが異なるこれらの針は、患者の気を調整するために様々な経穴に使用されました。当時は石製の針が主流で、銀や金の針も一部で使われていました。

針の種類

2009年現在、主にステンレス製の使い捨て針が使用されていますが、銀や金の針を使う施術者もいます。現在一般的に用いられるのは、長さ・太さ・先端形状の異なる6種類です。さらに、電気刺激を加える「電針」もあり、軽い電流を流して特定のポイントを刺激します。

鍼は実体が固体で、シリンジの針よりはるかに細く、先端は丸く加工されているため、筋肉を切断せずに痛みを抑えて刺入できます。

サイズ

針の太さは0.012mmから0.35mmまで、長さは7mmから80mmまで幅広く揃っています。施術者は治療目的や刺激する経穴に応じて最適なサイズを選択します。

施術上の考慮点

針の選択は、施術者が採用する鍼の流派にも左右されます。伝統的な漢方鍼は太く長い針を使い、「得気(でっき)」と呼ばれる重さやしびれ感を患者に感じさせます。一方、現代日本式の鍼は細く浅い刺入が特徴で、痛みが少なくなります。

注意点・警告

米国食品医薬品局(FDA)は鍼をクラスII医療機器として認可しており、滅菌・使い捨てが義務付けられています。使い回しの針を使用する施術者は感染リスクが高まるため、必ず使い捨ての滅菌針を使用するクリニックを選びましょう。

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