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関節炎に対する鍼治療の効果と実際の流れ

鍼治療は効果があるのか?

米国国立衛生研究所(NIH)によると、約2000万人が最も一般的な関節炎である変形性関節症に苦しんでいます。痛み止めはあるものの、副作用や効果が不十分なケースも多く、代替療法への関心が高まっています。鍼治療はその中でも有望な選択肢です。

2006年11月号のArthritis and Rheumatismに掲載されたドイツの研究では、股関節や膝関節の変形性関節症患者に対し、3か月間の鍼治療を実施した結果、「顕著な臨床改善」が認められました。

また、NIHの国立補完代替医療センターが支援した研究(2004年12月号 Annals of Internal Medicine)では、膝関節変形性関節症の患者190名を対象に、鍼治療群、偽鍼治療群、教育カウンセリング群の3群に分けました。その結果、鍼治療を受けた群は痛みが有意に軽減され、他の2群よりも優れた効果が確認されました。

治療の流れと注意点

鍼灸師は、身体のエネルギーバランスを整えるために、細いステンレス製の針を体の各部位に挿入します。針は極細で、挿入時の痛みはほとんど感じません。針はエンドルフィンの放出を促し、痛みをブロックすると考えられています。

関節炎の治療では、痛みの部位や症状に応じて針の本数や位置が変わります。針は数分から1時間程度体内に留め、必要に応じて針を回転させたり、温めたり、微弱な電流を流したりして効果を高めます。施術中に不快感を感じた場合は、すぐに鍼灸師に伝えてください。

鍼治療は通常、複数回にわたるセッションで行われます。各セッションは関節炎の異なる側面や部位に焦点を当てることが多いです。

信頼できる鍼灸師を選ぶ際は、資格取得や認定機関の確認が重要です。米国では、American Academy of Medical Acupuncture (AAMA) や American Association of Acupuncture and Oriental Medicine (AAAOM) が認定を行っています。

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