硬い緑色の痰が出るのはなぜ?

硬い緑色の痰が出る原因はさまざまです。以下に主な可能性を挙げます。

呼吸器感染症

緑色の痰は、細菌やウイルスによる呼吸器感染症のサインであることが多いです。感染と闘う好中球という白血球が含むミエロペルオキシダーゼという酵素が、痰に緑色を与えます。

副鼻腔炎(シナス炎)

副鼻腔が炎症を起こすと、粘りが強く緑がかった痰が生成され、排出しにくくなります。炎症による腫れと粘液産生の増加が原因です。

気管支炎

気管支の炎症、特に慢性気管支炎では過剰な粘液が作られ、緑色を帯びた硬い痰が出やすくなります。

肺炎

肺の感染症である肺炎でも、肺胞内に炎症と液体がたまり、粘度の高い緑色痰が咳で排出されます。

アレルギー性鼻炎(花粉症)

アレルギー反応により鼻や気道の粘膜が刺激され、粘りのある痰が増えることがあります。炎症が起きると痰が緑色を帯びることがあります。

嚢胞性線維症

遺伝性疾患である嚢胞性線維症は、肺や他の臓器に粘性の高い粘液がたまりやすく、緑色を帯びた硬い痰が出ることがあります。

症状が長期間続く場合や、痰が大量に出る、発熱や呼吸困難を伴う場合は、早めに医療機関を受診してください。医師が正確な診断を行い、感染であれば抗生物質や適切な薬剤を処方します。市販の去痰剤や鼻炎薬も症状緩和に役立つことがあります。

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