アフリカ伝統の癒しハーブ
アフリカの癒しハーブは、現地の人々が何世紀にもわたり土地と薬効を熟知し使用してきました。20世紀になると輸送が容易になり、知識が広がり大陸外でもその効能が知られるようになりました。多くの代替医療と同様に、公式な医薬品認証は受けておらず、効果の主張は経験談に基づくものが多く、科学的裏付けは限定的です。
カルンバ (Calumba)
カルンバは東部・南部アフリカ(特にマダガスカルやモザンビーク)に自生するつる植物です。樹木を巻きつくまで成長しますが、重要なのは春に収穫される根です。根は下痢、赤痢、消化不良などの治療に用いられ、胃液や粘液の分泌を促進し、食欲増進や消化促進効果があります。
コラナッツ (Kola Nut)
コラナッツはアフリカの常緑樹の種子から得られ、苦味のある実です。カフェインが2〜4%含まれ、気管支拡張作用で喘息や肺炎の緩和に用いられます。コカ・コーラの原料としても知られ、日常的に噛んで食べる習慣もあります。訪問者への歓迎や友情のシンボルとして贈られることもあり、特定の地域では催淫効果が信じられています。
ブチュ (Buchu)
ブチュは南アフリカのケープ地域に自生し、利尿作用や消化刺激作用があるとされます。17世紀以降ヨーロッパで泌尿器系感染症の治療に使用され、現在も膀胱炎などの治療に用いられます。ブチュは紅茶のルイボスと合わせてハーブティーにすると、ミントのような清涼感があり、胃の筋肉をリラックスさせ胃液の働きを高めます。
