肺炎・インフルエンザ・上気道感染症に有効な植物

レモンバーム、タイム、シナモン樹皮、レモングラスの精油は、肺炎やインフルエンザ、気管支炎の原因菌の増殖を抑制することが報告されています。ペパーミントやユーカリの精油も、やや劣りますが抗菌作用があります。

タイムはハーブガーデンでよく栽培されるハーブです。

黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)に対する植物

紫色のプレーリークローバーは、臨床微生物学レビューで非常に高い抑制効果が示されています。パパイヤの乳白色樹液も黄色ブドウ球菌の増殖を阻止します。ゼラニウム、タイム、オレガノ油も同様に有効です。

パパイヤの樹液は抗菌作用があります。

ヘリコバクター・ピロリ(H. pylori)に対する植物

H. pyloriは胃に定着し、胃炎や潰瘍を引き起こします。シナモン、ティーツリー油、クローブ油、オレガノ油が効果的とされています。また、長らく胃潰瘍を悪化させると考えられていた黒胡椒にも抗菌作用があり、胃内の細菌増殖を抑制します。

オレガノ油は市販のオレガノハーブとは異なる抗菌用です。

その他の細菌に対する植物

数百種の植物が抗菌薬として研究されており、バジル、セージ、ローズマリー、ニンニク、バターカップ、没薬油、ショウガ、ナツメグなどが有望です。抗生物質の耐性が広がる中、植物由来の新たな抗菌剤の探索はますます重要になっています。