ホメオパシーのレパートリゼーション手法

古典的手法と最新手法

症状を見出し(ルブリック)に正確に当てはめれば、症例に最も近いレメディを見つけやすくなります。その後、マテリア・メディカで比較検討すれば最終的な選択が確定します。経験を積めば、見出し選択と絞り込みだけでレパートリゼーションだけで診断できるようになります。

従来の手法は紙にレメディと評価を記入し、症状と照合する方法です。全見出しをカバーする共通レメディを探し、必要に応じてマテリア・メディカで差別化します。この方法は時間がかかりますが、レパートリの使い方とマテリア・メディカの知識が向上します。

最新の手法は、アルファベット順に並んだレメディ一覧と横・縦の列が設けられたレパートリシートを用いるものです。見出しにマークを付け、簡単に比較できます。

除外法(エリミネーション)

古典・最新いずれの手法でも、ケースを体系的に解く際の基本は「除外」と「全体加算法(トータリティ)」の二つです。

除外法では、症例のキー症状を選び、その見出しに含まれるレメディが候補となります。キー症状を最上位に置き、残りの症状を階層的に下に並べ、一次見出しだけを起点にレメディを検討します。

この手法は、原因が明確である場合や、症例に特異的・強度の高い症状が1つだけある場合、または明確な病理プロセスが存在し他の要素が干渉しないときに最適です。

全体加算法(トータリティ)

全体加算法は手間がかかりますが、見落としが少なくなります。コンピュータを使わない場合は、時間に余裕があるか、他の手法が使えないケースで活用します。

すべての重要症状をレパートリに記入し、完全な見出しをすべて書き出します。その後、見出し全体を分析し、各レメディが出現する回数や評価を合計して点数化します。これにより、各症状の相対的な強度が把握できます。

例として、5つの見出しを用いる場合、KentまたはMurphyのレパートリで太字=3点、斜体=2点、通常字=1点として合計点を算出します。たとえば、硫黄が5/14点と出た場合、全見出しに現れ合計点が14点という意味です。

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