うつ病に対するホメオパシー治療とは?
臨床的なうつ病は、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)やカウンセリングなどの精神科的治療が一般的です。ホメオパシーでも、体のバランスを整えて根本的にうつ状態を改善することを目指した複数の治療法が提案されています。ハーブティーやエキスを用いる方法がありますが、活性成分の量を一定に保てる標準化されたチンキを使用することで、より安定した効果が期待できます。
セントジョンズワート(St. John’s Wort)
数世紀にわたり、神経痛や精神疾患の自然療法として利用されてきました。ドイツでは一部の医師がSSRIの代替として処方することもあります。抗うつ効果に加えて、マラリア、やけど、虫刺されの治療にも用いられます。お茶でも摂取できますが、標準化されたチンキの方が信頼性が高いです。
バレリアン(Valerian)
バレリアン根は古くから精神障害の緩和に使われ、鎮静作用があるため睡眠改善にも利用されます。化学的なSSRIに比べ体内に蓄積されるまで時間がかかるため、効果が現れるまでに時間が必要です。また、頭痛や片頭痛、インフルエンザの症状緩和にも有効とされています。
パッションフラワー(Passion Flower)
約500種のつる性または低木性の植物で、主に北中南米の亜熱帯地域に自生します。パッションフラワーのチンキは、うつ症状だけでなく、神経過敏、気分変動、イライラ、睡眠障害の緩和にも用いられます。
リコリス(Licorice)
標準化されたリコリス根エキスは、うつ症状の改善に効果があるとされています。コルチゾールの分解を抑制しストレス耐性を高め、セロトニン再取り込みを阻害する天然化合物を含んでいます。
