ホメオパシーによる喘息治療
症状の観察
喘息は人によって症状が様々です。怒りやストレス、激しい運動、アレルギーなどが引き金となり、発作が起こります。
発作が始まると、激しい発作、急性発作、乾いた咳を伴うもの、喘鳴(ぜんめい)を伴うもの、時折呼吸が止まるような発作など、症状のタイプが現れます。これらを総合的に判断して、適切なホメオパシー薬を選びます。
子どもと大人
症状だけでなく、患者の年齢も薬選びの重要な要素です。子ども専用のレメディ、成人専用のレメディ、そして子ども・大人ともに使用できるレメディがあります。
喘息に使われるホメオパシー薬と対応する症状
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Antimonium tartaricum(アンチモニウム・タルタリック)
子どもに適用。眠気、倦怠感、寒さを感じる、粘液を伴う咳が主症状です。寒い部屋を好み、咳はガラガラと音がし、痰は出にくい。症状は早朝(4時頃)に悪化し、怒りや不快感が発作の引き金になります。
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Arsenicum alb(アルセニウム・アルブ)
夜間(1時頃)や昼過ぎ(13時頃)に呼吸困難が起き、神経過敏・不安が強く、喉が渇いても少量ずつしか飲めないという特徴があります。
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Blatta Orientalis(ブラータ・オリエンタリス)
急性の喘息発作を一時的に抑えるためのレメディです。根本的な治療には別のレメディが必要です。
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Drosera(ドロセラ)
皮膚が青白く、嘔吐を伴い、非常に激しい発作が起きた場合に使用します。
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Ipecac(イペカック)
咳がひどく嘔吐を誘発する場合に適します。
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Kali Carbonicum(カリ・カーボニック)
全身の倦怠感と強い不安があり、発作は午前3時頃に最も強くなる。ほこりや暖房に刺激されやすい人に用います。
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Pothos foetida(ポトス・フェティダ)
ほこりへの曝露で喘息が悪化し、排便後に症状が軽減する場合に適します。
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Phosphorus(フォスフォラス)
背が高く胸が細い人で、咳と喘鳴があり、常に神経過敏で「すべてが大丈夫であること」を求める傾向があります。
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Spongia(スポンジア)
子ども用。乾いた吠えるような咳が夜の初めに強くなる。座位や前屈、温かい飲食で症状が改善します。
薬の服用と用量
症状に合致するレメディが決まったら、瓶に記載された濃度(6c、12c、12x、30x、30c など)と服用量に従います。一般的には、最初に1回投与し、変化があるか観察します。改善が見られなければ再投与、数回投与でも効果がなければ別のレメディに切り替えます。効果が現れた場合でも、一定期間後に効果が薄れたら再投与が必要です。
投与回数はレメディや患者、症状により異なり、1日数回から1日1回まで様々です。
注意事項
自己投与は一般的ですが、過剰投与のリスクはゼロではありません。喘息の治療を始める際は、少なくとも最初にホメオパシー専門医と相談し、適切なレメディと用量を確認することを推奨します。
