口腔カンジダ症(口腔トラッシュ)の自然療法と対策
口腔カンジダ症(口腔トラッシュ)は、カンジダ・アルビカンスという真菌が過剰に増殖することで起こる感染症です。口内に白い斑点や痛みを伴う潰瘍ができ、乳幼児や高齢者、免疫力が低下した人に多く見られます。抗生物質の使用や糖尿病、妊娠・授乳中の母親でも発症しやすくなります。
症状
- 頬の内側や舌に小さなクリーム状の白い斑点が現れる。
- 症状が進行すると、斑点が喉まで広がり、飲食時に痛みを感じる。
- 斑点は擦れると出血し、数週間持続することがある。
原因
- 体内の細菌と真菌のバランスが崩れ、カンジダが過剰に増殖する。
- HIV感染、がん化学療法、ステロイド薬、抗生物質の長期使用などで免疫が低下。
- 母親が膣カンジダを持ち、自然分娩で出産した場合、乳児へ感染することがある。
治療法
- 乳児・高齢者・免疫低下者は、医師の処方する抗真菌薬で治療する。
- 授乳中の母親は、乳頭に抗真菌クリームを塗布して再感染を防止。
- 健康な子供や大人は、薬を必要としないことが多く、自然療法で症状緩和が可能。
自然療法のポイント
- 口腔衛生を徹底する。舌は綿棒で軽く拭くが、出血しやすいので注意。
- 1日2回以上の歯磨きと、毎日のフロス使用を習慣化。
- 歯ブラシは定期的に交換し、抗菌性のうがい薬は使用しない。自然な菌バランスを保つため。
- 授乳時はプラスチックバリアがない乳頭パッドを使用し、カンジダの繁殖を防ぐ。
自然な口腔洗浄法
- 温かい塩水(カップ1杯の温水に小さじ1/2の塩)でうがいをし、感染部位を清潔に保つ。
- 温水+リンゴ酢+少量の塩、または温水にティーツリーオイル4滴を加えてうがい。
- エクストラバージンココナッツオイルを小さじ1/2程度口に含み、15〜20分間ゆすいでから捨て、口を水ですすぐ。
- いずれの洗浄液も飲み込まないように注意。
症状改善に役立つ食品
- 乳酸菌(Lactobacillus acidophilus)やビフィズス菌を含む生きたヨーグルト、または酸菌サプリを摂取し、腸内フローラを整える。
- 抗真菌作用のあるニンニクや、口内炎の治癒を助けるタマネギを積極的に食べる。
