カプリル酸の活用法

概要

カプリル酸(オクタノ酸)は、8炭素の中鎖飽和脂肪酸で、パーム油やココナッツ油、バター脂肪、母乳などに含まれます。抗ウイルス・抗菌・抗真菌作用があり、カンジダ症(酵母感染)や慢性疲労、口内炎、腹部膨満、うつ病、過敏性腸症候群などの症状緩和に利用されています。

特徴

  • 消化が容易で無毒。水にやや溶け、独特の腐敗臭があります。
  • サプリメントは液体カプセルや錠剤で販売されていますが、錠剤は乳製品由来のためカンジダ患者には不向きな場合があります。

使用法

  • カンジダなどの真菌感染治療に加え、食品加工設備、醸造所、ワイナリーなどの食材消毒剤として抗菌農薬として使用されます。
  • 温室や苗床、園芸センターでは殺菌剤、藻類除去剤、殺菌剤として利用されています。
  • 低炭水化物・高脂肪食(ケトジェニック食)に伴うてんかん治療にも効果が期待されるとの報告があります。

効果

  • 胆石の溶解や手術・慢性疾患後の回復促進に医師が処方することがあります。

注意点・副作用

  • 成人(18歳以上)は1日300〜1,200 mgを食事30分前に摂取するのが目安です。
  • 主な副作用は吐き気、膨満感、便秘、腹痛、嘔吐、下痢ですが、ほとんどの人は耐性があります。
  • カプリル酸塩(カプリレート)に対するアレルギーがある人は使用を避けてください。
  • 潰瘍性大腸炎患者は摂取を控えるべきです。

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