メラトニンは危険ですか?
機能
メラトニンは松果体で自然に産生されるホルモンで、光の刺激に応じて分泌が調整されます。目からの光情報が視床下部へ送られ、そこから松果体に指示が出てメラトニンの生成が増減します。暗くなると分泌が促進され、体に眠気を知らせます。通常、夜の約21時頃に分泌が始まり、夜間にピークを迎え、朝方にはほとんど消失します。
サイクルの乱れ
メラトニンのリズムが乱れると睡眠サイクルが崩れ、入眠困難や中途覚醒が起こります。夜勤や時差の大きい旅行などで外部の光環境が変わると、体内時計がずれ「時差ぼけ」になることがあります。まずは他の身体的問題を除外し、必要に応じてメラトニン補充が検討されます。
サプリメント
メラトニンのサプリは1993年から販売されており、概ね安全とされています。ただし米国食品医薬品局(FDA)の承認対象外で、製造基準が統一されていません。そのため、製品に含まれる実際のメラトニン量や効果は保証できません。信頼できるメーカーの製品を選ぶことが重要です。
副作用
重篤な副作用は報告されていませんが、頭痛や胃部不快感を訴える人もいます。メラトニン使用者の中には、悪夢や鮮明な夢、睡眠の乱れを経験するケースもあります。まれにアレルギー反応(呼吸困難、じんま疹、唇・舌・喉の腫れ)が起きた場合は、直ちに医療機関を受診してください。
注意点・危険性
自然由来の原料よりも、合成メラトニンの方が汚染リスクが低く安全です。過剰摂取は睡眠障害を悪化させる可能性があります。体内の自然なリズムに合わせて、適切なタイミングで摂取することが大切です。
