催眠の暗示受容性テストの実施方法

概要

催眠前に患者の暗示受容性を評価することは、トランスの深さを予測する重要なステップです。以下のテストは初回セッションで実施し、患者が分析的か非分析的かを判断します。

手順

  1. 静かな部屋でリラックスした状態でテストを行います。患者に快適な椅子に座り、手のひらを上に向けてリラックスさせるよう指示します。

  2. 患者に「大きな正方形の箱」を想像させます。その箱は家具のない小さな部屋の床に置かれています。箱の色を答えてもらい、色を言える場合は非分析的で暗示に対して開かれていると判断します。色が思い浮かばない場合は分析的で、暗示に抵抗しやすいと見なします。

  3. 左手のひらに重い本の山、右手にヘリウム風船を想像させます。風船が上昇し、手がそれに引き上げられるイメージを持たせ、実際に右手が上がるか観察します。手が上がれば非分析的で催眠に適しており、反応が少なければ分析的で、より深い誘導が必要です。

  4. 患者に足を少し開き、腕を肩の高さまで横に伸ばし、目を閉じさせます。左手首に重りが付いていると伝え、徐々に重くなる感覚を想像させます。数分後に抵抗せずに腕が自然に下がるよう指示し、指示どおりにできれば非分析的と判断します。

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