Co-amoxiclav 625はどのような感染症に使用されますか?
Co-amoxiclav 625とは
Co-amoxiclav 625は、アモキシシリンとクラブラン酸カリウムの合剤で、広範囲の細菌感染症に用いられる抗生物質です。アモキシシリンはペニシリン系で細菌を直接殺菌し、クラブラン酸カリウムはβ‑ラクタマーゼ阻害剤として、アモキシシリンが分解されるのを防ぎます。そのため、他のペニシリン系薬剤に耐性を示す菌にも有効です。
主な適応症
以下のような部位の感染症に広く使用されます。
- 呼吸器感染症(例:肺炎、気管支炎)
- 尿路感染症(例:膀胱炎、腎盂腎炎)
- 皮膚・軟部組織感染症(例:蜂窩織炎、創傷感染)
- 一部の性感染症(STI)
有効とされる代表的な細菌
Co-amoxiclav 625は次のような細菌に対して効果が期待できます。
- Haemophilus influenzae(インフルエンザ菌)
- Moraxella catarrhalis(モラクセラ・カタラリス)
- Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)※MRSAも含む
- Streptococcus pneumoniae(肺炎球菌)
- Enterobacteriaceae科(腸内細菌科)
- Escherichia coli(大腸菌)
- Klebsiella pneumoniae(クレブシエラ肺炎桿菌)
- Proteus mirabilis(ミラビリス・プロテウス)
注意点
すべての細菌に有効ではありません。感染の原因菌を特定し、適切な抗生物質を選択することが重要です。処方は必ず医師の診断に基づいて行ってください。
