樟脳スピリットはどのように使用されますか?

樟脳スピリットは、外用や蒸気吸入として長い歴史がありますが、内部使用は危険です。適切に使用すれば、咳や疼痛、皮膚刺激の緩和に有効です。

成分

樟脳は樟の木(Cinnamomum camphora)から抽出される物質で、合成も可能です。白色結晶で強い独特な刺激的香りがあります。樟脳スピリットの「スピリット」は主にエタノールなどのアルコールで、ハーブスピリットは「チンキ」とも呼ばれます。

蒸気吸入

樟脳スピリットは、風邪や副鼻腔炎、アレルギー性刺激による咳を和らげるために蒸気吸入剤として使用できます。蒸気発生器に数滴入れると、蒸気とともに呼吸道を潤し、咳反射を鎮めます。

外用による疼痛緩和

樟脳は外用で疼痛を緩和する効果があります。筋肉痛や喉の痛みがある部位に、樟脳スピリットに浸したガーゼや包帯を当てます。ただし、破れた皮膚や開放創には使用しないでください。

外用による皮膚刺激の緩和

樟脳スピリットは湿疹などの皮膚トラブルに使用でき、抗菌・抗炎症作用により痒みや炎症を和らげます。

覚醒吸入剤

最も一般的な使用法の一つは、失神予防・治療のための吸入剤です。ビネガー塩(smelling salts)のように、樟脳は神経系を刺激し、失神感を軽減します。

リスク

一部のアーユルヴェーダや漢方では内部使用が勧められることがありますが、樟脳を内服すると痙攣、幻覚、最悪の場合致命的になる危険があります。内部使用は絶対に避けてください。

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