梨状筋の痛みを和らげるトリガーポイントツール

概要

梨状筋は臀部に位置し、脊椎から大腿骨上部へ走る筋肉です。足を外側へ回す、または体を反対方向に回す役割を持ちます。梨状筋にできたトリガーポイントは、背骨の根元、臀部、股関節、上部ハムストリングスに痛みを引き起こし、筋肉が短縮して坐骨神経を圧迫すると、足全体に灼熱感・しびれ・チクチク感が現れます。

使用できるボール

深部ストロークマッサージを行うために、テニスボール、ラクロスボール、スーパーボール、あるいは大きめの高反発ボールなどが利用できます。ボールを壁や床と筋肉の間に挟み、体重をかけて前後に動かすことで、効果的なマッサージストロークが得られます。

マッサージスティック

硬質プラスチック製で曲線を描いたマッサージスティックも有効です。先端に突起があるタイプは、トリガーポイントを的確に刺激できます。ベッドに仰向けで膝を曲げた状態でスティックを使うと、梨状筋にアクセスしやすくなります。

パートナーの活用

パートナーが親指で梨状筋のトリガーポイントを押すと、圧迫により血流が一度排出され、離すと新鮮な血液が流れ込みます。肘やマッサージスティック、手持ちの突起付きツールでも同様の深部ストロークが可能です。

施術テクニック

単発のマッサージよりも、数日・数週間にわたって繰り返す方が効果的です。『The Trigger Point Therapy Workbook』では、1回のセッションで6〜12回のストローク、1日あたり6〜12回のセッションを継続し、完全に痛みが取れるまで行うことが推奨されています。トリガーポイントは再発することがありますが、同様の手法で再治療が可能です。

ツールの目的

ツールは主に2つの役割があります。1つは施術者の手が疲労や痛みを起こさないようにすること、もう1つは十分な圧力やストロークを加えるためのてこの原理を提供し、トリガーポイントを解消できるようにすることです。自分で梨状筋に十分な力を加えるには、何らかのツールが不可欠です。

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