神経膜が刺激に応答できず、衝動を伝達できない時間は何ですか?

絶対不応期(absolute refractory period)とは

神経細胞の膜が刺激に対して全く反応できず、活動電位(アクションポテンシャル)を発生させられない時間帯を「絶対不応期」と呼びます。この期間中、電位依存性ナトリウムチャネルは不活性化状態にあり、膜電位は過分極(hyperpolarization)しています。そのため、たとえ強い刺激が加わっても、次の活動電位は起こりません。

主な特徴

  • ナトリウムチャネルが不活性化し、再び開くことができない。
  • 膜電位が過分極し、興奮しにくい状態になる。
  • 刺激を受けても活動電位が発生しないため、神経信号の連続的な伝達が一時的に遮断される。

この絶対不応期が終わると、チャネルは再活性化し、再び刺激に応答できるようになります。

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