なぜ塞栓症はマッサージの禁忌となるのか

塞栓症とマッサージの危険性

塞栓症は、血管内に血栓や脂肪、空気などの塞栓(エンボラス)ができた状態を指します。この状態でマッサージを行うと、外部からの圧迫や刺激により塞栓が血流に乗って移動しやすくなります。

塞栓が本来の位置から離脱すると、より大きな血管を塞ぎ、脳梗塞や心筋梗塞といった深刻な合併症を引き起こすリスクが高まります。特に、頭部や首、胸部付近のマッサージは重要な血管が走行しているため、注意が必要です。

そのため、医師から塞栓症と診断された方や、血栓形成のリスクが高いと判断された方は、マッサージを受けることが禁忌とされています。安全を確保するためには、まず適切な診断と治療を受け、マッサージは専門家に相談した上で行うか、完全に避けることが推奨されます。

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