牛の口が泡立つ原因と主な疾患について

牛の口が泡立つ症状とは

牛が口から泡を吹く状態は、さまざまな疾患や中毒のサインです。早期に原因を特定し、適切な処置を行うことが重要です。

主な疾患

狂牛病(BSE)
・致死性の神経変性疾患で、脳や脊髄が障害されます。
・神経過敏、攻撃性、協調運動障害、立ち上がりにくさなどが見られます。
・治療法はなく、感染した動物や汚染された物質との接触で広がります。
・原因はプリオンと呼ばれる感染性タンパク質と考えられています。
・感染した牛肉を食べた人は変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)を発症する恐れがあります。

狂犬病
・中枢神経系を侵す致死性ウイルス感染症です。
・発熱、頭痛、嘔吐、混乱、興奮などが症状です。
・治療法はなく、ほぼ必ず死亡します。
・感染動物の唾液(犬、猫、コウモリ、アライグマなど)を介して感染します。

トリコモナス症(トリチロモナス・フォエトゥス感染症)
・原虫トリチロモナス・フォエトゥスによる性行為感染症です。
・膣分泌物、繁殖不良、流産が主な症状です。
・牛では「雄牛病」や「トリック」とも呼ばれます。
・肉牛に多いですが、乳牛でも発生します。
・感染動物や汚染された器具との接触で広がります。

その他の考えられる原因

鉛中毒
・塗料のかけらや古い電池などから鉛を摂取すると、口が泡立つほか、腹痛、嘔吐、下痢が現れます。

植物中毒
・ツユクサ、カモツキ、ジムソンウィードなどの有毒植物を摂取すると、口の泡立ち、呼吸困難、痙攣などが起こります。

異物誤飲
・木片、金属、プラスチックなどの異物を飲み込むと、口の泡立ちに加えて腹痛や嘔吐が見られます。

対処と獣医への相談

牛が食欲不振で口から泡を吹いている場合は、速やかに獣医師に連絡してください。獣医師が診断を行い、適切な治療法を提案します。

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