動物における創傷感染とその対処法
最善のケアと予防策を講じても、どんな動物でも開放創や傷口に感染が起こり得ます。重症例では感染が血流に乗り全身へ広がり、全身性の感染症になることがあります。感染が悪化しないよう、傷や開放創がある場合は速やかに獣医師の診断と治療を受けることが重要です。
原因
- 開放創に細菌が侵入することが最も一般的な原因です。感染を引き起こす細菌は多数あり、環境や動物種によって異なります。
診断
- 傷口が赤く腫れ、膿が出ている場合は感染が疑われます。この際、傷部を綿棒で採取し培養検査を行い、原因菌を特定します。
薬物治療
- 重度の創傷感染には抗生物質が処方されます。使用する抗生物質は動物の種類や検出された細菌株に応じて選択されます。
創傷の清掃
- 獣医師はベタジンやクロルヘキシジン溶液で創傷を洗浄します。これにより壊死組織や膿が除去され、治癒が促進されます。
その他の治療
- 膿瘍などの重度創傷では、一時的にドレーンを設置して膿の排出を促すことがあります。
