ウシ結核の原因菌:Mycobacterium bovis

ウシ結核(牛結核)とは

ウシ結核は、ウシ型結核菌(Mycobacterium bovis)によって引き起こされる慢性の呼吸器疾患です。ウシ結核は主に牛に感染しますが、他の哺乳類や人にも感染することがあります。

原因菌の特徴

M. bovis は、結核菌複合体(Mycobacterium tuberculosis complex)に属し、人に結核を引き起こす M. tuberculosis と遺伝的に近い菌です。感染した動物の肺やリンパ節に増殖し、長期間にわたり病原性を保持します。

感染経路

感染は主に飛沫感染です。感染牛が咳やくしゃみ、鳴き声を出す際に放出したエアロゾルを他の牛が吸い込むことで広がります。汚染された飼料や水、直接接触でも感染が起こり得ます。

ヒトへのリスク

人が M. bovis に感染すると、通常の結核と同様の症状(咳、発熱、体重減少など)が現れます。特に未殺菌の乳製品や肉を摂取した場合にリスクが高まります。

予防と管理

検査・除去、衛生管理、ワクチン接種(BCGワクチン)などが有効です。定期的な皮膚テストや血清検査で感染牛を早期に特定し、除去することが重要です。

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