便が茶色になる原因とは?
便が茶色になる主な原因
便の茶色は主に「ステルコビリン」という色素によって生じます。ステルコビリンは、赤血球中の酸素運搬タンパク質であるヘモグロビンが分解されてできる化合物です。
ヘモグロビンからステルコビリンまでの流れ
赤血球は寿命が尽きると肝臓と脾臓で破壊され、ヘモグロビンはビリルビンに変換されます。ビリルビンは腸へ運ばれ、腸内細菌の働きでステルコビリンに変わります。このステルコビリンが便に茶色を与えます。
ステルコビリンの量に影響を与える要因
ステルコビリンの生成量は食事や肝臓が分泌する胆汁の量によって変動します。赤肉やビーツなどの特定の食品を多く摂取すると、便の色が濃い赤褐色や紫がかることがあります。
その他の色素
便の色にはステルコビリン以外にも、ウロビリジンやコプロポルフィリンといった色素が混ざります。これらもヘモグロビンの分解産物で、便の微妙な色調に寄与しています。
便の色が急に変わった場合は、消化器系の状態を確認することが重要です。
