人命を脅かす危険なアリの種類
シアフ(アフリカアリ)
ナイジェリアや西アフリカ原産のシアフは、コロニー1つで2000万匹以上が暮らすほど巨大です。彼らはサバンナを駆け回り、見つけたものは何でも食べます。若者や高齢者がこのアリに遭遇し、群れに押しつぶされることで窒息死するケースが年間20~50件報告されています。乾季は特に人里離れた場所を避け、常に周囲への注意を払うことが重要です。
火アリ
主に米国南部や南・中米に生息し、砂地や柔らかい土壌に巣を作ります。木陰やビーチの砂浜の縁に巣があることが多く、踏みつけられたり刺激されると「火のように燃える」痛みのある刺し傷で反撃します。単発の刺傷はすぐに処置すれば大丈夫ですが、群れで襲われると致命的になることがあります。統計では、毎日約150人が火アリの刺傷で死亡するとされています。ビーチではチェアやブランケットの下を必ず確認しましょう。
ドライバーアリ
アフリカの密林に生息するドライバーアリは、噛み付きが非常に痛く、血を吸い出すほどの鋭い顎を持ちます。巣の近くで休息すると、コロニー全体が30,000ポンド(約13トン)以上の重さになることもあり、一斉に襲いかかります。外傷に加えて、被害者の食道に侵入し窒息させることも報告されています。ジャングルハイキングでは、ガイドの指示した安全な休憩場所以外での立ち止まりは避けましょう。
オーストラリア・ブルドッグアリ
外見は羽根のないスズメバチに似ていますが、口は牙のように鋭く、噛まれると強いアレルギー反応を起こす人がいます。視力が優れているため、獲物を素早く捕らえることができます。シドニー近郊の草原や砂漠的な地域を歩く際は、コロニーが潜んでいないか注意し、必要なら防護服を着用してください。
