頭部後方にエンドウ大の痛みを伴う複数の隆起ができたときの原因と対策

はじめに

頭の後ろにエンドウ豆大の痛みを伴う腫れが複数できた場合は、原因を正確に特定し、適切な治療を受けるために必ず医療機関を受診してください。以下に考えられる主な疾患を紹介します。

毛嚢炎 (Folliculitis)

毛嚢炎は毛穴が炎症や感染を起こす皮膚トラブルで、頭皮に小さく赤くて触れると痛む丘疹が現れます。治療は患部を清潔に保ち、薬用シャンプーや必要に応じて抗生物質を使用します。

皮脂腺嚢胞 (Sebaceous cyst)

皮脂腺嚢胞は皮脂腺からできる良性の腫瘍で、頭皮を含む体のどこにでも発生します。通常は丸くて硬く、痛みはありませんが、炎症や感染が起きると痛みが出ます。治療は穿刺・排液、外科的切除、またはレーザー療法が選択されます。

にきび (Acne)

にきびは毛穴が皮脂と角質で詰まり、炎症を起こすことで赤く痛みを伴う丘疹ができます。頭皮にもできることがあります。軽症は市販薬、重症は処方薬で治療します。

疖 (Boil)

疖は細菌感染による深部の膿瘍で、最初は小さな赤い丘疹から始まり、次第に大きくなって膿がたまります。頭皮でも発生し得ます。治療は膿の排出と抗生物質、清潔保持が基本です。

帯状疱疹 (Shingles)

水痘帯状疱疹ウイルスによる感染症で、体の片側に痛みを伴う発疹が現れます。頭皮が巻き込まれることもあり、赤くかゆみを伴う小水疱が特徴です。抗ウイルス薬や鎮痛剤、かゆみ止めで対処します。

クモの咬傷 (Spider bite)

クモに噛まれると、中心に小さな穿刺痕があり、周囲に赤く痛みを伴う腫れができることがあります。種類によっては重篤になることもあるため、異常が続く場合は速やかに医師の診察を受けてください。

虫刺され・虫咬傷 (Insect bite/sting)

虫に刺されたり噛まれたりすると、赤く腫れ、かゆみや痛みが出ます。洗浄し、冷却と抗ヒスタミン薬で症状を緩和します。

アレルギー反応 (Allergic reaction)

食品、薬剤、環境アレルゲンなどに対するアレルギーで、皮膚に赤くかゆみを伴う小さな丘疹が現れることがあります。原因物質の回避と抗ヒスタミン薬が基本です。

まとめ

頭部後方にエンドウ豆大の痛みを伴う複数の腫れがある場合は、上記のような皮膚感染症や炎症が考えられますが、発熱・頭痛・意識障害などの全身症状がある場合は緊急受診が必要です。まずは専門医に相談し、正確な診断と適切な治療を受けましょう。

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