目の近くにできる皮膚のしこり:原因と対処法

目の約半インチ下、皮膚の下に豆大のやや柔らかいしこりがある場合、考えられる原因はいくつかあります。以下に代表的なものをご紹介します。

1. 霰粒腫(Chalazion)

まぶたの脂腺が詰まり炎症を起こすことでできる、非癌性の丸いしこりです。通常は痛みがなく、視力にも影響しませんが、見た目が気になることがあります。

2. 麦粒腫(Stye)

まぶたの縁にできる赤く痛みを伴う小さな腫れで、油腺の細菌感染が原因です。数日から1週間程度で自然に改善しますが、症状が強い場合は抗菌薬の使用が必要です。

3. 皮脂嚢胞(Sebaceous cyst)

皮膚下にできる丸くて柔らかい嚢胞で、皮脂腺に油と死んだ皮膚細胞がたまることで形成されます。痛みはほとんどなく、見た目が気になる程度です。

4. 皮膚嚢胞(Dermoid cyst)

先天的に皮膚の下に胚組織が閉じ込められてできる希少な嚢胞です。顔や首、背中に多く見られますが、目の周囲にできることもあります。良性ですが、サイズが大きくなると外科的除去が検討されます。

5. 脂肪腫(Lipoma)

脂肪細胞が増殖してできる良性腫瘍で、柔らかく動くことができ、痛みはありません。目の周囲にできても通常は問題になりません。

しこりが気になる場合は、眼科または皮膚科の専門医を受診し、正確な診断と適切な治療方針を確認してください。

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