刺されたときに針が残るのはどの蜂か?
歴史
ヨーロッパ(西部)ミツバチは学名 Apis mellifera と呼ばれ、2011年時点で西半球に28の亜種が確認されています。最初の2種は1600年代初頭にヨーロッパ人入植者によって北米へ持ち込まれました。1950年代に攻撃的なアフリカ亜種 Apis mellifera scutellata がブラジルに侵入し、イタリア種・ドイツ種・バルカン種のミツバチと交配して「キラーベ」あるいは「アフリカ化ミツバチ」と呼ばれる個体群を形成しました。アフリカ化ミツバチは1990年代初頭に米国へ渡りました。
外観
アフリカ化ミツバチもヨーロッパミツバチも、黄金色の楕円形の体に茶色の帯があり、長さは約1/2インチ(1.3cm)です。2対の羽は1秒間に250回まで鼓動し、3対の脚と1対の触角を持ちます。働きバチの体表は枝分かれした毛で覆われており、花粉を捕らえる役割があります。
針(スタイガー)
針を持つのは雌の働きバチだけで、実は産卵器(オビポシター)です。先端には倒れやすいフック状の棘があり、被害者の皮膚に食い込みます。刺した後に飛び去ろうとしますが、腹部が引き裂かれ死に至ります。アフリカ化ミツバチは特に攻撃的で予測が難しく、集団で襲うことが多いです。
対処法
ミツバチに刺されたら、爪で針をこすり落とすだけにとどめます。つまんで引き抜くと余分な毒が体内に押し込まれる恐れがあります。できるだけ早く針を除去し、傷口を洗浄してください。冷湿布や抗ヒスタミン薬で痛みや腫れを和らげます。
予防と注意点
花の上で花粉や蜜を集めているミツバチは大きな脅威ではありません。危険なのは巣や縄張りで、数千匹が協力して防衛します。ヨーロッパミツバチは木の割れ目や時に屋根裏・煙突に巣を作りますが、アフリカ化ミツバチは樹洞、倒木、タイヤ、木箱、放置車両などにも巣を構えます。危険な場所で巣を見つけたら、専門の害虫駆除業者に連絡してください。
