重要性

Aedes aegyptiは黄熱、デング熱、ウエストナイルウイルスの主要媒介蚊であり、ロス川ウイルスやマレー谷脳炎、犬猫の心虫症の拡散にも関与しています。米国ではほとんどの蚊が病原体を媒介しませんが、この種だけは例外的に多くの疾患を運びます。

分布

熱帯・亜熱帯地域を中心に生息し、冬が温暖な地域で繁殖します。主な分布は南アジア、太平洋諸島、オーストラリア北東部、アフリカ南部、南米北部、メキシコ沿岸です。また、米国南部、特にフロリダ州やテキサス州リオグランデ谷でも確認されています。

識別方法

体長は比較的小さく、黒色が濃いのが特徴です。脚に白い縞模様があり、これが最も判別しやすいポイントです。幼虫は白く小さく、茶色がかった頭部を持ち、静止した水たまりでミニカエルのように泳いでいます。

刺されたときの症状

刺痕は最初は白い膨らみが現れ、数時間で大きくなります。周囲が赤くなり、強いかゆみと腫れを伴います。高熱や激しい頭痛など異常症状が出た場合は、感染症の可能性があるため医師に相談してください。

予防・対策

卵は止まった水に産み付けるため、鳥の水浴び容器、子供用プール、詰まった雨樋などの水たまりを除去することが最も効果的です。蚊は主に日没前後に活動するため、DEETやパーメトリン配合の虫除けを使用すると刺されるリスクを減らせます。