干し草に潜む害虫とその噛み傷

干し草の山は、齧歯類やさまざまな昆虫にとって快適な住処となります。内部の温かく湿った部分は特定の種を、外側の乾燥した層は別の種を呼び寄せます。干し草に対するアレルギーは皮膚に虫さされたような発疹として現れますが、実際にはダニやハエ、クモなどに噛まれていることが多いです。

ストロウイッチダニ(草痒みダニ)

干し草に最も多く見られる害虫はストロウイッチダニです。穀物や乾燥豆、麦わら、干し草、その他乾燥した草本に産卵します。人間にとっては痒みの原因になりますが、他の害虫を捕食するため、倉庫内では一定の益があります。ダニが多い場合は、宿主となる昆虫を対象に農薬を散布するとダニ数の減少が期待できます。

チガー(ヒゼンダニ)

チガーは赤みがかった小さなダニで、幼虫の段階で人や動物の皮膚に付着し、数時間から数日間血液を吸います。噛まれると3〜6時間後に激しい痒みが生じ、アレルギー体質の人は水疱様の病変ができます。チガーは干し草、松葉、低木の茂み、刈り取られていない芝生など厚い葉層がある場所を好みます。春に現れるクローバーダニは外見が似ていますが、噛むことはありません。

刺す安定ハエ(スタブルフライ)

外見は一般的なハエに似ていますが、口吻が針状で血液を吸います。人間だけでなく、牛や馬からも血を吸い、衣服を貫通して噛むことがありますが、夜間は活動しません。メスは1回に40〜80個、1生涯で10〜12回卵を産み、卵は干し草、鶏糞、堆肥、湿った干し草、草くずに産み付けます。幼虫や蛹と同様の場所で越冬します。

ノミ

ノミはペットや家畜に好んで寄り付き、冬でも干し草や干し藁の中で生き延びます。干し草を犬小屋の断熱材に使うと、犬は一年中ノミにさらされます。犬に対して農薬を使用するのは健康上好ましくないため、干し草で断熱しない、冬季は犬を干し草がある倉庫や納屋に入れないようにしましょう。

黒クモ(ウィドウスパイダー)

北米には5種のウィドウスパイダーが生息し、特に西部の黒クモは背部が光沢のある黒色で、白・赤・黄の斑点が見られます。乾燥した薪置き場、古い木材、乾燥した隙間、物置、岩の山、干し草の束などに生息します。噛まれた直後はほとんど痛みを感じませんが、数時間後に赤みと腫れが現れ、強い痛みが続きます。腹部や脚の硬直、呼吸困難、吐き気などが2〜3日で改善し、カルシウムグルコン酸の注射で痛みが和らげられます。子供や高齢者は必ず医師の診察を受けてください。

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