まぶたの痛みの原因と対処法
眼瞼炎(Blepharitis)
眼瞼炎は、まぶたの炎症で、子どもから大人まで誰でもかかります。主な症状は次のとおりです。
- 赤く腫れ、かゆみを伴うまぶた
- かさぶたやフケのような皮膚のはがれ
- 目が乾く、または涙が出る
- 瞬きが増える、光に対する過敏感
- ものもらい(赤く痛む腫れ)
治療は温湿布やまぶたの洗浄、人工涙液が基本です。必要に応じて抗菌薬やステロイド点眼薬が処方されることもあります。
麦粒腫(Chalazion)
麦粒腫は、まぶたの皮脂腺が詰まってできる小さな無痛性の腫れです。成人に多く、ものもらいと間違われがちですが、通常は痛みがなく、自然に消えることもあります。
自然に改善しない場合は、温湿布とマッサージ、ステロイド注射で治療します。重症例や長期間残る場合は外科的に除去することがあります。
ものもらい(Stye)
ものもらいは、まつげの毛包に細菌が感染して起こる赤く痛む腫れです。子どもから大人まで発症し、数日で自然に治ることが多いです。
予防のポイント:
- 手をこまめに洗う
- 顔や目に触れる前に手を清潔にする
- 目用タオルは他人と共有しない
- アイメイクやコンタクトレンズは共有しない
接触皮膚炎(Contact Dermatitis)
接触皮膚炎は、化粧品、点眼薬、コンタクトレンズなど、皮膚に触れる物質に対するアレルギー反応で起こる発疹です。まぶたは特に影響を受けやすい部位です。
主な症状:
- 赤く腫れ、かゆみを伴うまぶた
- 水ぶくれやじんま疹
- かさぶたやフケ状のはがれ
- 目が乾く、または涙が出る
治療は原因物質を避け、ステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬で症状を抑えます。
