ダニの種類と特徴:ダストダニを中心に解説
ダニはクモ綱に属する微小な節足動物で、8本の脚を持ち、ほとんどが肉眼では見えません。色は灰黒が一般的ですが、赤や茶、緑色のものもあります。湿度が高い環境を好み、繁殖が速いため、住居内での増殖が問題となります。特にダストダニはアレルギーや喘息の原因となり、注意が必要です。
クローバーダニ
クローバーダニは人に直接害を及ぼすことはありませんが、室内に侵入すると大量に見られ、赤や緑、茶色の体色と長い前脚が特徴です。秋になると食料となる植物が枯れるため、家屋や建物に侵入します。雌は雄なしで卵を産むことができ、踏むと鮮やかな赤い痕が残ります。主にカーテンやカーペットの裏に潜んでいます。
ハウスダストダニ
米国にはアメリカダニとヨーロッパダニの2種類が存在し、ほぼ同様の特性を持ちます。人や動物のフケや皮脂を食料とし、マットレス、カーペット、カーテン、家具、ぬいぐるみなどに生息します。雌は月に最大200個の卵を産み、糞が空気中に飛散するとアレルゲンとなります。
かゆみダニ
かゆみダニは肉眼では確認できず、噛まれたことに気付かないことが多いですが、皮膚に発疹を引き起こします。主に納屋や干し草、藁などの屋外環境に生息し、人間の住居には侵入しません。噛み跡は軽度のかゆみ程度で、健康被害はほとんどありません。
ハーベストダニ
ハーベストダニは主にイギリス諸島に分布し、一部米国でも確認されています。幼虫が人を吸血し、白・赤・オレンジ色の体で肉眼でも観察可能です。皮膚に付着すると約4日間滞在し、赤い腫れを残して離れます。
