スズメバチの刺傷:症状・緊急処置・予防方法
スズメバチはハチ目に属する刺すことができる昆虫です。通常は人を刺すつもりはありませんが、刺激されると攻撃的になることがあります。刺された際には皮下に毒が注入され、ハチは刺し針を残さずに何度でも刺すことができます。
特徴
- スズメバチは一度に複数回刺すことができ、蜂とは異なり刺し針は残りません。
- アレルギーがない人は痛みや腫れを感じますが、生命に危険はほとんどありません。
- アレルギー体質の人にとっては、致命的な症状を引き起こす可能性があります。
症状
- 刺された部位の痛み、かゆみ、発赤、腫れ
- アレルギー反応が出た場合は以下の症状が現れます:
- めまい・倦怠感
- 異常な腫れ、嘔吐、吐き気、腹痛
- 息切れ・喘鳴、呼吸困難、嚥下困難
- じんま疹、顔面蒼白、紅潮、頻脈(心拍数の上昇)
- 痙攣、重篤な場合は意識不明や死亡
- 重度のアレルギー反応(アナフィラキシー)では、直ちにエピネフリン(アドレナリン)投与が必要です。
対処法
- アレルギー体質の人は、屋外で活動する際にエピネフリン自己注射キットを常に携帯しましょう。エピネフリンはアナフィラキシーの症状を速やかに緩和します。処方は医師の診断が必要です。
- 軽度の刺傷の場合は、氷で冷やして腫れを抑え、鎮痛剤(例:アセトアミノフェンやイブプロフェン)を使用すると良いでしょう。
- かゆみが強いときは、重曹と水を混ぜたペーストを患部に塗布します。肉たたき粉と水を混ぜたペーストも痛み・かゆみを和らげます。
注意点
- スズメバチが近づいても、叩きつけたり大声で叫んだりしないで、静かにその場にとどまってください。刺激を与えると刺されやすくなります。
- 自宅近くにスズメバチの巣がある場合は、専門の害虫駆除業者に依頼しましょう。自分で除去しようとすると複数回刺される危険があります。
予防・対策
- 屋外で食事をする際は、食べ物をできるだけカバーし、ゴミは密閉容器に入れておくことでスズメバチを引き寄せにくくします。
- 屋外では必ず靴を履き、足元からの刺傷を防ぎましょう。
- ヘアスプレーや香水はスズメバチを誘引しやすいため、屋外活動時は使用を控えると安全です。
