ブラックウィドウ(黒い未亡人)に刺されたときの兆候と症状

ブラックウィドウ(黒い未亡人)は、米国でヒトに危険を及ぼす唯一のクモ(茶色の隠れクモに次ぐ)です。暖かく乾燥した屋根裏や木材の山に生息し、邪魔されなければ人を避けますが、子どもや不注意な大人が近づくと咬まれることがあります。メスは黒体に赤い砂時計形の模様が特徴です。

症状の出現までの時間

咬まれた直後は、軽い赤みや腫れ程度で、特に目立った症状は現れません。毒が全身に回るまでに15分から数時間かかります。そのため、咬傷が疑われたらすぐに医療機関を受診してください。

痛みと痙攣

最も顕著な症状は、筋肉の痛みが広がることです。咬まれた部位から始まり、胸部や上体の場合は胸や上腹部、下体の場合は腹部にまで痛みが広がります。痛みは痙攣様で、時にしびれを伴うことがあります。

吐き気・嘔吐

激しい痛みの後に吐き気や嘔吐が起こり、全身の倦怠感や呼吸困難を感じることがあります。大量嘔吐は脱水症状を引き起こすため、注意が必要です。

皮膚症状と血圧上昇

咬傷に伴い血圧が上昇し、場合によっては痙攣が起こります。発汗、かゆみ、頭痛も報告されています。

特に注意が必要な患者

症状は致命的になることは稀ですが、早期に適切な治療を受けることが重要です。特に小児・高齢者・妊婦は体力が弱く、重症化しやすいです。妊婦の場合は子宮収縮や早産のリスクがあります。

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