クモの咬傷の症状と対処法
多くの人がクモに対する恐怖(アラキニアフォビア)を抱えていますが、サックスパイダー(ミツバチグモ)の咬傷は痛みだけでなく、場合によっては危険を伴うことがあります。以下では、サックスパイダーの咬傷の特徴、経過、予防・治療、識別ポイント、分布について詳しく解説します。
特徴
- 咬痕は緑がかった黄色の毒が付着し、2本の牙痕が4〜8mm離れている。
- 咬傷がサックスパイダーによるものかは、咬む直前・直後に蜘蛛を確認しない限り確定できない。
- 外観は淡い茶色で、腹部にやや暗い縦線が走ることがある。
経過
- 咬後4〜8時間で腫れと痛みが出現。
- 数日後に軽い発熱や頭痛を伴うことがある。
- 数日経つと水疱が形成され、破裂すると潰瘍化した痛みを伴う傷になる。
- 通常は1週間ほどで治癒するが、まれに皮膚移植が必要なケースも報告されている。
予防・対処法
- 二次感染を防ぐために抗生物質が投与されることがある。
- 抗菌クリームの塗布で抗生物質の使用を回避できる場合がある。
- サックスパイダー用の抗毒素は存在しないが、破傷風予防接種が必要になることがある。
識別ポイント
- 体長は約0.6〜1.3cm(約1/4〜1/2インチ)。
- 前方の2本の脚が他の脚より長く、全体的に淡い茶色。
- 腹部の中央にやや暗い線が見えることがある。
分布
- 主に屋外に生息し、建物内に侵入することもある。
- 室内では天井や壁に止まり、脅威を感じると床へ降りて隠れる。
- 世界中に広く分布している。
