サウスカロライナ州のクモについて

アラクノフォビア(クモ恐怖症)はアメリカでよく見られる恐怖のひとつです。国内だけでも3,000種以上のクモが確認されており、サウスカロライナ州にも数百種が生息しています。まだすべての種が特定・発見されているわけではありませんが、代表的なクモを紹介しながら州内のクモについて概観します。

種類

サウスカロライナ州では、一般的な庭園クモから、外観が独特なカニ形のトゲ付きオーブウィーバーまで、様々なクモが見られます。州の公式クモであるカロライナオオムカデグモ(Carolina Wolf Spider)は、夜間に高速で視覚を駆使して獲物を追いかけ、糸を張らずに捕らえるのが特徴です。その他、黒い寡婦(ブラックウィドウ)、財布網クモ(Purseweb spider)、トラップドアクモ、さらにはタランチュラまで確認されています。

サイズ

クモの大きさは種、性別、年齢、摂取した餌によって大きく変わります。たとえばカロライナオオムカデグモは米国最大級、世界でも有数の大型オオムカデグモです。卵から孵化した幼体は親とほぼ同形の小さな姿で、成長に伴い脱皮を繰り返しながら体長を伸ばします。

見分け方

サウスカロライナ州のクモは未だすべてが確認されているわけではありませんが、共通点として8本の脚、頭胸部と腹部の2つの体節、そして8つの眼があります。暗闇で光を反射する眼は、懐中電灯を目の高さに当てて観察すると見えやすくなります。種によって色や模様、体形は異なるため、正確な種名を特定できなくても、暗く物が多い場所に潜む傾向があることを覚えておくと役立ちます。

誤解と迷信

クモにまつわる迷信は世界中にあります。家にクモが住み着くと幸運になるという言い伝えや、黒いクモが現れると死を予感させるという話もありますが、実際にはクモが人を狙って襲うことや、睡眠中に口の中に入り込むということはありません。サウスカロライナ州に伝わる「書くクモ」の伝説では、糸に自分の名前が映ると死ぬと言われていますが、これは単なる民間伝承です。

注意点

多くのクモは毒を持っていますが、致命的な咬み痕を残すのはブラックウィドウ(腹部に赤い砂時計形の模様)やブラウンレクルス(茶色でやや毛深い)などごく一部です。人によっては蜘蛛の毒に強いアレルギー反応を示すことがあるため、すべてのクモに対して敬意と注意を払うべきです。手を伸ばす前に必ず周囲を確認し、見えないクモに触れないように心がけましょう。

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